3シーズン連続賞金王を目指す今平周吾(28=フリー)が、5バーディー、2ボギーの69で回り、3アンダーで終了時点で2位につけた。インスタートの前半で4バーディーとスコアを稼ぎ、アウトの後半を1バーディー、2ボギーと耐え好スタートにつなげた。「前半、インの方が簡単なので、前半伸ばして後半耐えた。マネジメントとしては良かった」と作戦通りの展開を笑顔で振り返った。昨年と統合シーズンとなった今季は、なかなか調子が挙がらず、優勝の結果が出ない。「調子は悪くないが、ショットとパットがかみ合っていない。ショットがいい時にパットが入らなかったり、悪いときにパットが良かったり」と分析。それでもこの日は「ちゃんとマネジメント通りにできた。こういうゴルフができたら優勝争いもできる」と手応えをつかんだ。

賞金王争いに加え、目標としている東京オリンピック(五輪)出場へも、そろそろ優勝が必要だ。「五輪出場も6月に決まるので、そろそろ優勝したい。ここから調子を上げていきたい」と巻き返しを宣言した。