優勝した4月のマスターズ以来、約1カ月ぶりにツアー復帰した松山英樹(29=LEXUS)は、5バーディー、1ボギーの68で回り、4アンダーで54位につけた。
9アンダーのジョーダン・スピース(米国)ら首位とは5打差となっている。ホールアウト後の一問一答は以下の通り。
-約1カ月ぶりの試合となったが
松山 大きいショットはあんまりミスはなかったけど、小さいアプローチ、バンカー、パッティングというところで、ミスが多かった。
-2日前は仕上がりを早めたいと言っていたが、その時よりは状態が上向いているのでは
松山 ショットは落ち着いていたけど、まあどうですかね。どうなるか分からない。
-ショートゲーム、グリーン周りの感覚は
松山 あんまりフィーリングっていうのがないので、どうやって打ったらいいんだろうって感じはあるけど、まあ徐々に試合をやっていく中で、明日(第2ラウンド)しっかりとショットを今日みたいに打てれば、後はパッティングがしっかりと決まってくれれば上位には行けるかなという感じ。
-パッティングの感触は
松山 一番パッティングが大丈夫かなと思って試合をやったけど、一番ダメでしたね。
-ショットは良い感じに仕上がってきたか
松山 そんなに早く仕上がるとは思わないので、ゆっくり1つずつできればなって思っている。
-第2ラウンドはビッグスコアが期待される
松山 スコアを伸ばさないと、すぐに予選落ちしそうな場所なので(笑い)。頑張りたいと思う。
-ラウンドを通じて感じたことは
松山 ショットは少しずつ良くなっていたんですけど、ショートゲームが全然ダメだった。ただギャラリーが、マスターズで勝ったことを言ってくれるのがすごくうれしかった。
-フェアウエーを歩いていて、どんな歓迎を受けた
松山 そうやって毎ホール毎ホール言ってくれたのでうれしいなと思いましたし、マスターズに勝つことってすごいことなんだなとあらためて思いました。
-オフ明けで、まだ本調子ではないか
松山 そうですね。試合になっているんで、そういうことは言っていられないので、明日からしっかりと、上位に食い込めるように頑張りたいなと思います。
-1番からスタートする時は、緊張も不安もあったと思うが
松山 ショットはどこに行くんだろうって感じで、パターぐらいはちょっと安心して打てるかなと思っていたけど、逆でしたね。
-ショットは徐々に良くなっていたようだが
松山 ショットは最初の方から少しずつ、ズレが少なくなって打てましたし、途中ね、時差ぼけもあって、すごく眠くなったんですけど、まあそれでもショットはちょっとずつは打てていると思うので、あとはショートゲームが良くなればという感じです。
-以前との応援の違いは
松山 そうですね。マスターズを勝つことって、すごいんだなとあらためて思いました。
-1番ティーでは
松山 (同組で世界ランキング3位の)ジョン・ラームより歓声が多かったので、それはうれしいなと思った。
-12番パー5で2オンさせた第2打は特に良かった
松山 4番アイアンで、フルショットではないですけど、いいところに打てたなという感じですね。
-イメージは右から
松山 そうですね。右からドローでいったんですけど、あれ(イーグルパット)を入れていたらもうちょっと波に乗れていたかなという感じですね。
-アプローチを気にしていたが
松山 アプローチはひどかったですけど、徐々にね。ショットは少しずつ良くなっているので、そこにアプローチとパターがうまくつなげられれば、いいスコアで回れるんじゃないかと思う。
-18番でバーディーを奪い、いい形で上がれたのでは
松山 うーん、どうですかね。まあ明日、いいスタートを切れるように頑張りたい。