今年5~6月にかけて行われる女子ゴルフのプロテストへ向けた練習大会が14日、同テスト2次予選会場のひとつとなっているザ・ロイヤルGC(茨城県鉾田市、パー72)で行われ、新井里茄(28)が通算1オーバーの73で優勝を果たした。

新田は「今日はすごくいい流れでずっとゴルフができていました」と振り返り、「自分で練習ラウンドに来たときとは違うピン位置でもできたのでよかった。テストもこの調子で頑張りたい」と意気込んだ。

大会には新井のほか、泉田琴菜、関野愛美、梅田日陽、寺井七海、石山鼓都、田辺美莉、築山栗子の計8選手が参加。選手2人ずつ4組に分かれて18ホールをまわった。ゴルファー支援なども行っている中古車売買大手のカーセブンが主催しており、選手は無料でラウンドできるほか、優勝した新井には賞金10万円も贈られた。

日本女子プロゴルフ協会(JLPGA)のプロテストはコロナ禍の影響で2020年度分が延期に。今年3月から前年度分の1次予選が始まり、2次予選はザ・ロイヤルGCのほか滋賀CC(滋賀)、山陽GC(岡山)の全国3カ所で実施。6月22日から静ヒルズカントリークラブ(茨城)で最終テストが行われる。