渋野日向子(22=サントリー)は76と伸ばせず、通算7オーバー、149でカットラインに1打届かず、予選落ちとなった。ティーショットでフェアウエーを外したのは1度のみと前日に続いてショットの安定感は見せたが、パッティングに苦しんだ。

「打ち出したいところに打てていない。どう修正していいかもわからず最後までいってしまった」と3メートル前後のパットをことごとく外し、たたいたパット数は35。「ショットが良かった分、すごく悔しい」とうなだれた。

これで東京五輪代表争いでも苦境に立たされた。今月末の世界ランキングを基に日本人2番手までが選出されるが、渋野は現在、国内専念組の2番手・稲見、3番手・古江に次ぐ4番手。今回は予選落ちで順位上昇は見込めず、代表決定前、最後の出場試合となる同じくメジャーのKPMG全米女子プロ選手権での逆転に望みをかけることになった。