渋野日向子(22=サントリー)は3バーディー、1ボギーの70で回り、2アンダーで終了時点で12位につけた。前半は13番パー4で、第2打をピン手前4・5メートルにつけバーディー。35で折り返した。後半は4番パー5で2つ目のバーディー。5番パー4で唯一のボギーをたたくも、続く6番パー3で第1打をピンから2メートルにつけ3個目のバーディー。予選落ちした前週のGMO&サマンサ・カップでのパッティングの不調を修正し、手堅いゴルフを展開した。

「13番でしっかり決めることができて、危なげない感じでパーパットも打つことができた。今日みたいな安定したゴルフができていれば、予選のカットラインあたりで戦うことも少なくなってくるし、1打1打をしっかり考えて打つこともできる。これが明日以降もできれば上位にいけるし、結果もついてくる」と手応えを口にした。

応援するソフトボールの日本代表は、渋野がプレスルームに入ったところで、2-1とメキシコに勝ち越し歓声を上げた。「今ちょうどやっている。これから応援します。昨日のみなさんの勝利があったからこそ、私も今日頑張れた。みなさんのように楽しんでできたら」と話した。

39歳の誕生日のこの日も先発したあこがれの上野由岐子に「お誕生日おめでとうございます。上野さんのようになれるように頑張ります」とエールを送った。