新世紀世代(01年度生まれ)の西郷真央(20=大東建託)が午前組でプレー、ツアー初のホールインワンをマークするなど1イーグル、6バーディー、2ボギーの66で通算11アンダーとし、競技終了時点で2打差2位に浮上した。

ホールインワンは17番パー3(172ヤード)で決めた。「ビックリしました。逆光でカップに入るのは見えなくて。グリーンサイドのギャラリーさんが“お、お~”“入れ”と言ったのが聞こえて、わかりました」。左サイドに切られたピンまで実測173ヤード。6番アイアン(I)で手前6ヤードにキャリーしたという。前日も6Iで打ったが、グリーン奥ラフにこぼした。「だから、あまりいい印象はなかったけど、イメージした、いいドローが打てました」とうれしそうだ。

ルーキーシーズンの20-21年は賞金ランク10位。ツアー未勝利選手では最上位にいる。すでに2位が3回。V争いは何度も経験した。「今までの経験は全部、糧になっていると思う。それを生かせるようなプレーがしたいです」。20年富士通レディースの申ジエ以来、ツアー史上16人目の「ホールインワンした大会の優勝」に挑戦する。