今季最多8勝の稲見萌寧(22=都築電気)はノーバーディー、6ボギーでパー71設定では18年のプロ入り以降、最悪となる77をたたき、通算5オーバー、218でホールアウトした。

持ち前のショット力は鳴りを潜め、6番では約50センチのパーパットを外すなど、パッティングでも決めきれない場面が目立った。「全部が悪かったです。いいところがなかった」とうなだれた。集中力についても「切れていたと思います」と語り「昨日(試合で)走って、耐えて、夕方遅くまで練習して、ちょっと疲れましたね」と話した。

上位との差は開き、優勝は厳しい状況となった。最終ラウンドへ向けては「とりあえず終わり良く消化できればという感じです」と意気込んだ。