第1ラウンドが終了し、98年度生まれ「黄金世代」の臼井麗香が、6アンダーで首位に立った。1イーグル、5バーディー、1ボギーの66。インコースから出て11、12番で連続バーディーを奪うと、折り返しの18番パー5で、残り138ヤードからの第3打をワンバウンドでカップインさせてイーグルを奪った。後半は最終9番こそ唯一のボギーとしたが、17ホールを終えるまで勢いは衰えなかった。黄金世代10人目の優勝を目指し、今季だけでも2位が2度などトップ10入りが4度あるが、自身初の首位発進を飾った。

1打差5アンダーの2位には、小祝さくら、山下美夢有、アマチュアの佐藤心結(みゆ)の3人が並んだ。4アンダーの5位で昨年優勝のディフェンディングチャンピオン稲見萌寧、渡辺彩香、吉田優利、森田遥、菅沼菜々、山路晶の6人が追う展開となっている。渋野日向子と前週の日本女子オープン優勝の勝みなみは、1アンダーで28位発進となった。