ミセスプロの菊地絵理香(33=フリー)が70をマークし、通算8アンダーで2打差5位から1打差2位に浮上した。

「最初から本当に風が強すぎて、球が浮かなかったり、抑えられたり。スコアを伸ばせたのでトータルで良かったです」と話した。

6月のツアー史上最高額賞金大会アースモンダミンカップで優勝し、賞金5400万円を獲得。今週は今年2番目の高額大会で、仮に優勝賞金3600万円を手にすれば文句なしの“高額賞金ハンター”だ。「(賞金は)全然考えてません。本当に偶然ですよ」と慌てて笑顔で否定したが、優勝への意欲は十分にある。

今大会は18年に最終日を5打差2位で迎えながら、75と崩れて11位に終わった。「まだまだ足りませんが、ほんの少しはあの頃より我慢できるようになったと思います」と3年越しのリベンジに静かな闘志を燃やした。【加藤裕一】