逆転賞金女王を目指す賞金ランク3位の小祝さくら(23=ニトリ)が単独首位発進。8バーディー、1ボギーの65で2位に2打差をつけた。今季4勝目を挙げた8月のNEC軽井沢72以来の首位発進。

5勝目を挙げたCATレディース翌週のニトリレディース以降低迷し、賞金女王はあきらめていた。「女王はだめだとしても、優勝できたら自分にとっても大きい。自分には最近優勝をねらおうという気持ちが足りない」と自分を奮い立たせた。

不調のティーショットを改善するため、前週の試合からティーの高さを指1本分低くして安定させた。前半戦から守ってきた賞金ランク首位の座は、稲見に抜かれ古江にも逆転された。残り4試合で稲見との差は約3700万円。それでも、今大会の優勝賞金3300万円で一気に差が詰まる。賞金女王へ向け、まずはこの試合に全力を傾ける。