18、19年賞金王の今平周吾(29=ダイヤ)が予選落ちの危機から優勝戦線へ、急浮上した。1オーバーの68位から出て、8バーディー、ボギーなしとこの日のベストスコア64。首位と2打差7位の通算7アンダーまでスコアを伸ばした。

「昨日もショットは良かったんですけど、ショートゲームがいまひとつでかみ合わなかった。今日は本当にショットが良かったです」。

現在賞金ランク10位だが、3季連続賞金王を諦めてはいない。獲得賞金約6107万円は1位木下稜介と約3928万円差。今大会優勝賞金は3000万円で、勝てば一気に差が詰まる。「1000万円差ぐらいまでいきますよね。トップに立ってる人はプレッシャーとかありますよ。僕は挑戦する立場で楽」。残り2日。ひたすら上を見て、プレーする。