賞金シード争いは圏内の賞金ランク65位、圏外の66位以下で入れ替わりなく終わった。

ボーダーの賞金65位だった小鯛竜也(26=フリー)は同順位のまま66位と2万5520円差でシードを守った。最終日は35位から出て72とスコアを伸ばせず、通算4アンダーのまま順位を47位に落としてフィニッシュした。

「本当に良かったです。順位を落としたから“絶対にダメだ”と思っていました。あらためて1打の重みを感じます。2万(5000)円差ですから。こんなことって本当にあるんですね」。喜びながら、信じられない様子だった。

一方、賞金69位から初シードを狙った亀代順哉(26=フリー)は同68位と圏内に届かなかった。最終日は通算9アンダー、7位からスタート。単独23位以上で逆転シードの可能性があったが、パープレーで迎えた終盤17番パー4でまさかの「9」。右ラフからの第2打地点から右OBなど7オン2パット。結局47位で大会を終えた。「大事にミスしないように自分で納得するゴルフをしようと意識していました。自分で崩れてしまって悔しいです」とがっかりだった。