首位と5打差の5位から出た松山英樹(29=LEXUS)は、5バーディー、ノーボギーの68で回り、通算17アンダーで首位と9打差の8位に後退した。

前半は前日までと違いなかなかバーディーが来ない我慢の展開となった。5番パー5で第2打をピン奥17メートルに2オン。イーグルパットは1メートル外したが、楽々バーディーでこの日1個目のバーディーを奪取。その後はパーが続き、前半は1つ伸ばして35で折り返した。

後半は、ティーショットがラフにつかまる場面もあったが、前日バーディーを奪った13番パー4で、第2打をピン横2・5メートルにつけ2つ目のバーディー。さらに14番パー4で第2打をピン2メートルにつけ連続バーディー。パー5の15番こそパーとなったが、16番、17番で再び連続バーディーと17アンダーまで伸ばした。しかし、上位もビッグスコアを出す選手が多く、首位のキャメロン・スミス(オーストラリア)は9つ伸ばし、26アンダー。ジョン・ラーム(スペイン)がコース記録の61をマークし同じく26アンダーで2人が首位に並んでいる。

終了後松山は中継テレビのインタビューで「なかなかうまくいかないプレーでしたけど、切り替えて頑張りたい。明日、午前中からいいプレーができるように頑張りたい。ティーショットとパッティングが良くなればいいスコア出ると思うが、明日は1打でも少なく回りたい」と話していた。