女子ゴルフの渋野日向子(23=サントリー)が2日、米ツアー本格デビューを前に「やっと開幕することができた。楽しみな気持ちが多い」と心境を明かした。

渋野の米ツアー本格デビュー戦となる米女子ゴルフツアーの今季4戦目、HSBC女子世界選手権(3~6日、シンガポール・セントーサGC)が3日、開幕する。渋野は「体力強化もしましたし、ゴルフの内容もグリーン回りやウエッジの精度など、しっかり練習してきました」と万全の準備を強調した。

1年以上、スイング改造に取り組み続けている。「理想に近づいていない。スイングに特化したトレーニングもしながら、力強いスイングができるように、いろいろやってはいますけど。まだまだです」。

今シーズンの目標については「最初の方は限られた試合しか出られないので、出られる試合でしっかり結果を残して、シード取れるように頑張りたいです」と、シード権獲得を挙げた。

本格デビュー戦の作戦は「特にないですね」と前置きした上で「取りあえずは最後まで上がり切れたらいいなという感じで。4日間、予選落ちなしで戦える。しっかり初日から攻めていけたらいいかな」とした。さらに「1年間通して戦えるのが楽しみ。スタートをしっかり頑張りたい」と意気込んだ。