17、19年賞金女王で13位から出た鈴木愛(27=セールスフォース)が、6バーディー、2ボギーの68と4つ伸ばし、通算6アンダー、210で4位に浮上した。10アンダーで首位に並ぶ渡辺彩香、黄アルムとは、4打差につけた。

出だしの1番パー4で、10メートルの長いパットを決めて幸先よくバーディーを奪った。8番パー3では、ティーショットを50センチにつけて2つ目のバーディー。後半も着実に伸ばし、最終18番パー5は第3打を2メートルにつけてバーディー締め。優勝を狙える位置で最終日を迎える位置につけたことには「この試合は相性が悪いので、4日間できたら最高と思っていた。あまり自分に期待していなかった」と、予選通過を目標にしていただけに上出来という自己評価の様子。最終日は「行くしかないと思う。ショットが悪くなければ上位を狙えると思うので、ショットをもうちょっと修正したい」と、前向きに話した。