花村秀太(長野・東海大付諏訪高1年)が1オーバー73で回って、2位石原龍之介(大阪・大阪桐蔭高1年)に1打差で1位となり、西日本決勝大会(3月26、27日、滋賀・滋賀GC)に進出した。

インスタートして、イーブンできた15番で「悩んで打ったらグリーンから出てしまって」と、ダブルボギーをたたいた。これで奮起。16番パー5で6メートルに2オンしてバーディーを奪い、18番ではグリーン右に外したが、約20ヤードをチップインバーディーしてスコアを戻した。

折り返した打ち下ろしの1番パー5(517ヤード)。フェアウエーに運び、残り180ヤードで7番アイアンを持った。いいキックで3メートルに2オンすると、これを沈めてイーグル。不規則な強風と時折降る雪でスコアが伸び悩む中、一気に抜け出した。「後半は雪への対応が遅れた。飛ばなくなって、1番手上げるのが遅くなった」と、3ボギーをたたいたが、なんとか競り勝っての1位通過になった。

178センチの長身で、ドライバーの飛距離は300ヤードを超える。「ジムで筋トレ、背筋や足などゴルフに必要な筋肉を鍛えてきた効果が出てきた」という。西日本決勝大会に向け「今日はパターが入らなかった。しっかり練習して、世界ジュニアの代表になりたい」と意欲を見せていた。