ミレニアム世代の西村優菜(21=スターツ)が開幕戦3位から、2週連続トップ10となる7位でフィニッシュした。

優勝こそ届かなかったものの、第1日から69、71、68。昨年の予選落ち2回の1つだった大会で3日連続アンダーパーをマークした。「すごく苦手なコースだったので良かったです。こうやって毎試合、トップ10を狙いながらプレーできていると、すごくいい緊張感がある。それが後に経験値として生きるのかな」。3日連続ボギーの18番パー4を「めっちゃ嫌い」と笑い、充実した表情だ。

花粉症の季節になった。西村もジュニア時代はキャディーバッグにティッシュ1箱を入れておくほど「薬がないと生きていけないぐらい」悩まされたが、現在はほぼ治った。「目がかゆいとかは少しあるんですが、毎日ヨーグルトとかをとればいいと聞いて実行して」。ゴルフの調子も体調も上向いていきそうだ。