黄金世代でツアー未勝利の植竹希望(23=サーフビバレッジ)が、昨年9月住友生命Vitalityレディース以来2度目の2位に終わった。

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初めて首位で迎えた最終日に3バーディー、1ボギーの70。最終18番をバーディーで上がっての1打差負けに「何とも言えません」と前置きした上で「昨日からショットの調子が下がり気味だったんで、これぐらいならいい方と思う。昨年ぐらいに落ち着いてきたら勝てちゃうんじゃないかって思えました」と手応えを感じたようだ。

優勝経験こそないが、ショット力では黄金世代でトップクラスの飛距離とキレの持ち主だ。「前みたいにビービー泣くほど悔しいわけじゃない」。ツアー序盤戦の最大の目標は3週後、ヤマハレディース。クラブ契約を結ぶメーカーの冠大会だ。「その前に一発、ちょっと勝っておきたいなって思います。(2週後の)アクサレディースが結構得意なコースなので」と初優勝を間近に感じていた。