ジェニファー・カップチョ(米国)がツアー初優勝をメジャー大会で決めた。首位から出て、5バーディー、7ボギーの74で回り、通算14アンダー、274。

2位は12アンダーのジェシカ・コルダ(米国)、3位は11アンダーのピア・バブニク(スロベニア)。渋野日向子は昨年覇者パティ・タバタナキット(タイ)、セリーヌ・ブティエ(フランス)、レキシー・トンプソン(米国)とともに、10アンダーで4位に入った。

カップチョは最終18番パー5では3パットでボギーとしたが、優勝を決めた瞬間は笑顔で両手で力強くガッツポーズした。「本当にうれしいです。(初優勝まで)近いところまで来ていたんですが、つらい思いもしたので、本当にうれしい」と興奮気味に喜びを語った。会場変更でミッションヒルズでは最後の開催となる。「最後を飾れたのは素晴らしいこと」と胸を張った。

18番グリーン横の池に飛び込む優勝者恒例パフォーマンスも敢行。勢い良く飛び込み、ミッションヒルズでの“ラストダイブ”を笑顔で飾った。

渋野は首位と12打差の21位から出て7バーディー、1ボギーの66で回り、スコアを6つ伸ばした。3連続バーディーを2回決めるなどの猛チャージで順位を上げた。

畑岡奈紗と笹生優花がともに5アンダーで17位。古江彩佳は1アンダーで44位だった。(ランチョミラージュ=高田文太)