鈴木愛(27=セールスフォース)が、7バーディー、1ボギーの66で回り、6アンダーで単独首位発進した。今季首位発進はアクサ・レディースに続く2度目で、首位は前週富士フイルム・スタジオアリス女子の第2日に次いで3度目。優勝に王手をかけながら、最終日に5連続ボギーなど78と大崩れして21位に終わった前週の雪辱を期す。

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気持ちは切り替わっていた。「内容的には60台で回れそうなものだった。あまり落ち込まなかった」と、今季好調な自分を信じて、この日の第1ラウンドに集中した。4番パー5で4メートルを決めバーディーを奪うと、続く5番パー4も連続バーディー。前半を3バーディー、1ボギーで折り返すと、後半は12番から3連続バーディーなど32で回り首位に立った。

「ティーショットが難しいコースでそれを考えながらできたのでスコアが出た」と満足そうに話した。今季は開幕戦から好調を維持するが、最終日にスコアを落としている。「最終日にいろいろ考えながらやりすぎ。私らしい攻めのゴルフをしないと」と、第2日以降、そして前週に逃した優勝を見据えていた。【桝田朗】

<24歳の誕生日に4バーディー、2ボギーの2アンダーで16位と好発進の小祝>誕生日もこの年になると来てほしくない。あまりうれしくなくなりました。今日もすぐ寝ないと。あんまりゆっくりできないです。

<8番でトリプルボギーなど74で70位と出遅れた昨季賞金女王の稲見>とりあえずめちゃ疲れました。今日はミスしたときのミスがついてなかった。理不尽な感じでどうしようもできなかった。疲労マックスで明日は腰が怖い。