ツアー初勝利を目指す黄金世代の1人、高橋彩華(23=東芝)が4バーディー、2ボギーの69で回り、通算10アンダー、132で、単独首位をキープしたままホールアウトした。

第1ラウンドは大会コースレコードタイ記録の63で回った。「昨日は良すぎたので、昨日よりいいパットはないと思ってやっていた。アンダーで回れたらと思っていたので、そこは良かった」と、2つ伸ばしてホッとした表情を浮かべた。「昨日よりもティーショットが荒れるところがあり、チャンスにつく回数が減った。惜しい外れ方が多かったかな」と冷静にプレーを振り返った。

同じ黄金世代の木下彩がこの日、大会コースレコードタイ記録の63で回った。朝、クラブハウスで木下から「どうやったらそんなスコアが出るん?」と言われたという。「自分が出てるじゃんって(笑い)。何か逆にすごいなと思った」と感心した。

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単独首位をキープし、最終日は最終組で回る。「緊張は絶対すると思う」と前置きした上で「だいたい自分自身にびびって、普通にやれば出ないお化けを怖がってどうするんだろうって。パターと同じように潔く振り抜いていかないといけないと思っている」と、悔いのないプレーを誓った。