午前組で回ったミレニアム世代の安田祐香(21=NEC)が通算3アンダー、首位と3打差の3位につけた。

スタート10番、18番で2バーディーを奪い、1ボギーの71をマークした。

「ショットは荒れていたけど(1ボギーで)しっかりパーでしのげたことが良かった」。硬く締まったグリーンに神経を使うものの、スティンプメーターで14フィート弱という男子トーナメント並の速さは「転がりがいい分、好きな方です。ショートしそうなところも最後の一転がりとかがあるので」。19年に出場し3位になったオーガスタナショナル女子アマと比べ「オーガスタの後半も結構速かったけど、こっちの方が速い気がする」というスピードに対応した。

今週は男女両ツアー通算39勝をサポートした清水重憲キャディーとコンビを組む。「狙い目を明確に伝えてくれる」。セーフティーなマネジメントを狙う中で、グリーンの“外しどころ”などの助言を生かし、堅実なプレーを重ねる。

ティーショットの重要性が求められるコース、セッティングにあって、フェアウエーキープは第1日の7回から4回に減った。「左に行く時が多い」と決して絶好調ではない。

「欲を出さないように。優勝を狙うというより、このコースはボギーが少なければ上位にいけると思います」。残り2日も安全第一を心がける。