新世紀世代(01年度生まれ)の山下美夢有(20=加賀電子)が苦しみながらも、通算6アンダーで首位をキープした。

風が強まった午後組で回り、前半14番で第2打がバンカーにつかまってボギーが先行。1番で6メートルを決めてバーディーを奪ったが、5、6番の連続ボギーで74。スコアを2つ落とした。

第1Rで大会コースレコート64をたたき出した山下だが、この日の目標は「パープレー」だった。それでも「ピン位置が本当に難しく、なかなかチャンスが来なかった。1番(のバーディー)で切り替えようとしたんですが、流れが来ないまま18ホールが終わってしまった」とこぼした。

スティンプメーターで14フィート近い高速グリーン。「本当に速かったです。傾斜も強いんで、チャンスについても打ち切れずショートした。“しょうがない”と思うようにしました」と我慢の1日を振り返った。

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