8位から出た畑岡奈紗(23=アビームコンサルティング)は1イーグル、7バーディー、3ボギーの66と6つ伸ばして回り、通算14アンダー、274で6位に入った。優勝はミンジ・リー(オーストラリア)。19アンダー、269だった。

畑岡は3番パー4でティーショットを左に曲げてボギー先攻。7番パー4で約5メートルのパットを決め、この日初バーディー。ムードが一変した。

9番パー5、10番パー4、11番パー4、12番パー5と4連続バーディー。13番パー4ではボギーとしたが、圧巻は14番パー5。2オンに成功。イーグルを奪取し、バウンスバックに成功した。18番パー4でバーディー締め。後半だけで6つスコアを伸ばした。

「今日は午前中ボギーが先行してしまいましたが、後半はイーグルもあり、すごくいいラウウンドだったと思う。集中したプレーができた。それがスコアにつながったかなと思う」と振り返った。

14番のイーグルについては「2打目の感触がすごく良かった。グリーンに乗ればいいなと思っていたが、あんなに近く寄っているとは思わなかった。いいショットだった」と手応えを口にした。

米ツアー6勝目を飾ったDIOインプラントLAオープン以来、3週ぶりの出場でトップ10入りを果たした。「2、3日目は悔しさ残るが、優勝を除いて、久々のトップ10に入れたこともうれしい」と話した。

笹生優花は9アンダーで12位、古江彩佳は8アンダーで17位だった。