プロゴルフ浪人中の高木優奈(24)は、84の大たたきで通算19オーバーで初のメジャーを終えた。

57位から出て、2バーディー、7ボギー、1ダブルボギー、2トリプルボギー。2番ボギー、3番バーディーの後の4番パー4はトリプルボギー。9オーバーまで落とすと、その後は一気に崩れていった。それでも、後半開始の10番パー5では、この日2つ目のバーディー。その後は3ボギー、トリプルボギーとメジャーの決勝ラウンドでより難しくなったコースに苦しんだ。

「すごく楽しかったです。予選は自分の持っているものだけでも、うまくいけば通れることを証明できたが、メジャーの決勝ラウンドのセッティングだけは私の技術ではまだまだ足りないものがすごく多いと感じたので、大きな収穫でした」と終了後はサバサバした表情で話した。メジャーでの予選通過という経験を得て、今後は、過去4度落ちているプロテストへの再挑戦へ、国内で技術を磨いていく。