第1ラウンド中に、帯同していた大江順一キャディーと意見が対立してキレられ、異例のキャディー交代を申し出たプロ9年目の大西葵(27=YKK AP)は63位から出て1バーディー、3ボギーと2つ落として回り、通算6オーバーとしたが、51位と順位を上げて後半に突入した。

10番からのスタートで、12番パー4と13番パー3で連続ボギー。14番パー5でバーディーを決めてバウンスバックに成功した。16番パー4でボギー。この日も各選手が強風に苦しむ中、大西もスコアを落としたが、順位を上げている。

ラウンド前は明るい表情でキャディーや選手らと談笑する場面もあった。

第1ラウンドの途中からクラブ担当の鵜野晃行氏がキャディーを務めている。大西は第2ラウンド後に同氏について「すごく助かっています。感謝してもうちょっと伸ばせるように頑張ります」と話した。同氏はキャディー経験もある。キャディーを務めるのは「15年ぶりくらいです」と話していた。