27位から出た西郷真央(20=島津製作所)は、3バーディー、5ボギー、1ダブルボギーの76と崩れ、通算4オーバーで終了時点で53位に後退した。

前半は15番でボギーの後、16番パー5ではグリーン右ラフからチップインバーディー。さらに17番パー4ではピン手前8メートルのパットを決め、連続バーディー。1アンダーと伸ばして前半を折り返した。

後半は出だしの1番パー4でティーショットが右ラフにつかまり、第2打はピン左奥20メートルと大きくオーバー。第3打のパットも寄らずにボギー。それでも4番パー4でピン右手前10メートルのバーディーパットを決め、再び1アンダーとした。しかし、5番からショットが安定せず3連続ボギー。最終9番でも第3打がグリーンからこぼれ土手下のラフ。アプローチもピンをオーバーしグリーンの右ふち。そこから2パットでダブルボギーと悪い流れを止められず、スコアを4つ落としてしまった。

「今日はパットが思うようにいかず、ちょっとついていないホールも何ホールかあって。チャンスホールでもディボットに入っていたホールもあって、そういったところでボギーになってしまった。その後、切り替えてバーディーチャンスにつけても決めきれず、最後はダラダラとミスが続いてしまったかなという感じでした」と振り返った。

10メートルのロングパットを決めてバーディーを奪いながら、続く5番でボールがディボットにつかまる不運でボギー。「そこから徐々に風のジャッジも難しくなってきて、打ってから風が吹いてしまったりとか、そういうところで乗らずが続いた」と話した。

最終日へ向け「とりあえず今日のプレーは忘れて、明日、気持ちを新たに臨みたい」と話していた。