悲願のメジャー初制覇を目指す畑岡奈紗(23=アビームコンサルティング)は4バーディー、5ボギーの72と落とし、通算6アンダーの207と終了時点で29位に後退した。

スタートの1番パー4で第3打がグリーン外のカラーに止まり、パーパットも決まらずボギー。続く2番パー3でもボギー。さらに3番パー4でも、ティーショットが左バンカーにつかまり、アプローチもピンから遠く、3パットで3連続ボギー。一気に4アンダーまでスコアを落とした。

その後は、チャンスにつけるもパッティングが決まらず、バーディーが来ない展開。7番パー5では、ピン2・5メートルのバーディーチャンスを迎えたが、ボールがカップのふちを回って飛び出した。それでも、9番パー5で、第3打をピン右4メートルにつけ、これを決めてようやくこの日最初のバーディー。前半は37で終えた。

後半も13番パー4でボギーが先に来て、4アンダーまで後退。しかし、14番パー3でバウンスバックのバーディーを決めると、15番パー5では2オンをねらった第2打がグリーン手前バンカー。そこからピン左奥3メートルにつけバーディー。16番パー3ではまたもボギーをたたくも、17番パー4で第2打をピン4メートルにつけバーディー。最後に粘りを見せ、リズムに乗れないラウンドをスコアを1つ落としただけにまとめた。

終了後は「今日はティーショットを外しちゃいけない方に外して、セカンドがなかなかグリーンに乗らなかった」と振り返った。最終日へ向け「上とは離れてしまって難しい状況になりましたが、明日はしっかり延ばして終わりたい」と目標を話した。