欧州でのメジャー2試合に出場し、7月のエビアン選手権(フランス)では3位に入った西郷真央(20=島津製作所)が、6週間ぶりに国内女子ゴルフツアーに復帰する。国内復帰戦となるCATレディース開幕前日の18日、会場の神奈川・大箱根CCで行われた、プロアマ戦などで最終調整した。

6週間前に出場した、ニッポンハム・レディースの前も、米国でのメジャー2戦に出場していたため、最近3カ月で国内ツアーは1試合しか出場していない。それだけに「他の選手に比べて、出場している試合数も少ないし、より結果を求めがち。今の1番の課題は、調子が悪かった時に、入れたい、という気持ちを意識せずに、やるべきことに集中して、結果的に入れられるか」と、自然体で上位に進出していることを理想形に挙げた。

欧州でのメジャー2戦は、エビアン選手権こそ優勝争いの末の3位だったが、今月行われたAIG全英女子オープンは予選落ちした。「1試合、上位に行けたのは、結果としては大事なことですが、結果を出し続ける難しさは、より感じた海外遠征だった。いろんなシチュエーションの中でも、コントロールして調子を維持できるかが今後、大事になってくる」と話した。

欧州2戦では、ロストバゲージや、カート事故、コースメモ紛失など、さまざまな出来事があった。「いろんなトラブルがあったことを含めて『もっとできたんじゃないか』という気持ちは、終わってから大きかった。エビアンに関しては、決勝ラウンド2日間は、すごくいいプレーができた。予選ラウンドで、もったいないパットを外していたり、もったいないボギーがあったりしたので、4日間競技でも、伸ばし切れなかったのは、せめて1日ぐらいに抑えていないと、優勝はなかなか難しい」と振り返った。決勝2日間で驚異的に巻き返しただけに、予選2日間の出遅れを反省点に挙げた。

師匠の「ジャンボ」こと尾崎将司のもとにも、帰国後すでにあいさつに行ったという。その際、さまざまなトラブルについて「災難だったな」と言われた。続けて「そういった経験も、今後に生きるから良くはないけど、しておいてよかったな」と、長い目で見たらプラスだと言われ、そう思えるようになった。3位について師匠は「特にはなかったです(笑い)」と、まだまだ成長できると知っているからこそ、安易に褒めるようなことはなかった。

6月からメジャー4戦に出場し、結果は44位、30位、3位、予選落ちだった。かねて、将来的に米ツアー参戦したい意向を示していたが「最初から思っていたように、向こうの試合で通用するような選手になりたいと、より強く思った。そのためには、まだまだ準備が足りない。もっと、やらないといけないことがたくさんある。そこは焦らず、少しずつ、やり続けて、しっかりと準備したいなと思います」と、世界の舞台で戦いたい思いを強めている様子。今季国内ツアー出場12戦目は、米ツアーで得た技術や、成長した精神面を披露しつつ、自然体で6勝目を目指す。

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