欧州でのメジャー2試合に出場し、7月のエビアン選手権(フランス)では3位に入った西郷真央(20=島津製作所)は、6週間ぶりの国内女子ツアー復帰戦で、決勝ラウンド進出を確実にした。18位から出て1バーディー、1ボギーの72とイーブンパーで回り、通算2アンダー、142。ホールアウト時点で、首位と9打差の25位となっている。

スタートから13ホール連続でパーを並べ、14番パー4で、第2打を80センチにつけてバーディーを先行させた。だが17番パー3で3パットのボギーをたたき、伸ばせずに終えた。ホールアウト後は「パッティングが入らなくて、それでもいつか来ると思って、ずっとプレーしていたので、待っていたんですけど」と、我慢の1日を振り返った。続けて「最後、決めきれなかったというのが、1日続いてしまった」と話した。

最終日に向けては「アンダーで締めくくりたいですし、今日のことを反省してパッティングを決めきれるように練習したいです」と、巻き返しへの意欲を見せていた。