昨年11月プロテスト合格のルーキー川崎春花(フリー)が「19歳133日」の大会最年少優勝を飾った。

4打差4位で最終組の1組前で回り、前半は8番パー4のショットイン・イーグルで10アンダーに。サンデーバックナインは4連続を含む6バーディーで驚異の30。今大会ベストスコア64で通算16アンダー、272として、山下美夢有、森田遥、菅沼菜々らと大混戦を抜け出した。

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川崎が表彰式後、優勝会見を行った。以下は主な一問一答(前編)。

 

-あらためて心境を

川崎 全然信じられないです。実感もそんなに湧いていませんが、表彰式を終えて、優勝したんだなと少しだけ思っています。

-プロテストに合格したコースでの優勝は

川崎 思い入れのあるコースで優勝できたことはうれしいし、できてよかったと心から思います。

-前半苦しいシーズンでした。8月にステップアップツアーで優勝。きっかけは

川崎 前半は思い描いていたようなゴルフができなくて。苦しかったんですが、優勝した時から攻めるゴルフに変えて楽になりました。

-今日は4打差を追い掛けてのラウンドでした

川崎 優勝とか4打差とか全然考えてなくて。自分ができる精いっぱいをしよう。それだけでした。

-14番で追いつき、15番で単独首位に立ちました。順位は見ていた

川崎 リーダーボードを見たので、そのあたりは把握していました。

-緊張していたようには見えなかった

川崎 とにかく目の前の1打に一生懸命というか必死だった。緊張はあまりなかったです。

-18番でバーディー締め。結果的に優勝を決めるような形になりました

川崎 自分自身もびっくりで。ああ優勝できたと思いました。

-シーズン目標は

川崎 1試合1試合全力で頑張っていきたい。

-どんなプロを目指す

川崎 これからも多くの方から応援されるようなプロゴルファーになりたいです。

-地元でのメジャー大会で初Vです

川崎 地元で優勝できたことはうれしいですし、メジャーで勝てたこともすごいうれしいです。

-ポーカーフェースですね

川崎 それは全然ないです。自分はメンタルが弱いと思っています。

-今、一番したいこと

川崎 ご飯を食べたい。母の料理です。何でもおいしいですけど、今はみそ汁が飲みたいです。

-ゾーンに入った感覚はありましたか

川崎 いやー、そういうのはあまりなかったですが、ミスショットしてしまっても、寄っていたりしたのはあります。

-優勝を意識した瞬間は

川崎 17番でバーディーチャンスについた時、入れたら、もしかしたらチャンスがあるかもしれないと思いました。

《19歳ニューヒロイン川崎春花、大会最年少Vを飾り涙のち笑顔/女子プロ最終日写真特集--https://www.nikkansports.com/sports/golf/news/202209110000061.html--