米国女子ゴルフツアー、BMW女子選手権(20~23日)に出場する渋野日向子(23=サントリー)が、開幕前日の19日、会場の韓国・オークバレーCCで最終調整を行った。米本土を離れ、アジアでの連戦初戦で、2週間ぶりの試合を前に、大会を中継するWOWOWのインタビューに答えた。

今季5度目のトップ10入りとなる8位に入った、米カリフォルニア州でのメディヒール選手権以来、2週間ぶりの試合となる。その間の準備を問われると「特にはないんですけど、とりあえず防寒具の準備をしました(笑い)。多めに服は持ってきているし、貼るカイロとかも、けっこう持ってきてはいるんですけど、思ったよりも暖かい」と、事前に寒いということを聞いていた、初めて訪れた韓国の感想を含めて語った。続けて「韓国には行きたかったので。韓国料理が好きで、辛いイメージが強いですね」と話した。

コースの印象については「やっぱりスキー場になるぐらいなので、アップダウンがやばい。昨日(18日)、9ホールで『もう18ホール終わったんじゃないの?』ぐらいの勢いで疲れました」と、体力も重要になってくるとの見通しだ。

今季は今大会を含め、残り4戦となった。米ツアーに本格参戦した、今季ここまでの自己評価を問われると「うーん、50点…、60点ぐらいですかね。まあ、最初の方はすごい頑張っとったかなとは思うんですけど、やっぱり途中が全然ダメだったので。まあ、初年度としてはシードも取ることができて、まずそこが1番だったのでよかったなっていう50点。あとゴルフの内容的には全く成長していないような感じで、それでもトップ10に入ったっていうのもあってプラス10点かな」と話した。

「(今大会は)予選カットがないというのが、すごくありがたい(笑い)。初日から本当に、自分のやりたいように、いいゴルフができるようにしたい。まずは、寒さも急にあったりするので、ケガをしないように頑張りたいなと思います」と、最後まで明るく話した。