黄金世代の新垣比菜(23=ダイキン工業)が70で通算4アンダーとし、27位から15位に浮上した。

「朝から寒くて、体が固まらないように気をつけました」。沖縄出身で寒さは得意じゃない。第3日にして初めて、背中に“貼るカイロ”を2個、つけた。

2番パー5で25ヤードのアプローチを放り込むチップイン・イーグル。6番パー5は残り108ヤードの第3打をピッチングウエッジで5メートルにつけて、バーディー。序盤からスコアを伸ばし、アンダーパーで回った。

30位前後までなら、来季ツアー前半戦出場権が見込める。「みんなスコアを出しているから、伸ばし合いになると思います。私も69とか出したいです」。

20-21年にシード落ちし、今季も復帰に失敗したが、来季の返り咲きへの下地はしっかり作るつもりだ。