女子ゴルフの原英莉花(23=NIPPON EXPRESSホールディングス)が11日、東京・小田急百貨店新宿店のゴルフウエア売り場で、サイン&写真撮影会を行った。

契約するウエアブランド「パーリーゲイツ」によるイベントで、同ブランドの商品購入者40人を対象に実施。約1時間で、途中、赤ちゃんを抱っこするなど、終始笑顔でファンとの交流を楽しんだ。「パーリーゲイツというブランドが、すごい愛されているなと感じました。若い女性の方も多くて、同世代の方に応援してもらっているんだなと思って、うれしかったです」と喜んだ。

この日は金髪で登場。11月27日まで行われた、今季最終戦のツアー選手権リコー杯の直後、これまでで最も明るい髪色をチェンジしたという。「テーマは特にないです。してみたかったんですけど、ちょっと…。不評ですね(笑い)。自分的にも見飽きたので、戻そうかな」と照れ笑いを浮かべた。

今季はプロテストに合格した18年以来、4年ぶりに未勝利に終わった。「悔しいシーズンでした。勝ちがないということについては。でも、すごく後半にかけて、自分と向き合いながらゴルフができましたし、自分の傾向とかを知りながら向き合えたので来年につながる。オフに対しての意欲、方向性が今までよりも明確。すごく燃えたまま、このオフに入ることができている感じはあります」と、来季の巻き返しへの意欲が高まっている様子だ。

今季のトップ10入りは、腰痛に苦しめられた前半戦が1試合のみだったのに対し、後半戦は6試合と盛り返した。年間順位のメルセデス・ランキングは31位。「前半戦は腰に対してのナーバスな気持ちと、スイングを変えていかないと成長できない、後退していくというマイナスなイメージがありました。それが取り除けたことで、少しずつ納得できるようなプレーができたかなと思います。ただ、1日を通して、となると『気持ち良かったな』という1日はあまりなかったです」と、冷静に振り返った。

来季に向けては「開幕戦から優勝する気持ちで、このオフはしっかりと取り組んで、1年間、調子の波の激しさを減らしながら強気なプレーを1年間、続けられるように戦いたいなと思います」と、力を込めて話していた。