元世界ランキング1位の申ジエ(35=韓国)が岩井明愛とのプレーオフを制し、ツアー開幕戦のダイキン・オーキッド・レディース以来となる今季2勝目を逆転で飾った。

正規の18ホールは4位から出て、4バーディー、ボギーなしの68で回り、通算13アンダー、275。18番パー5で行われたプレーオフ1ホール目で、岩井明がパーパットを残した後、申ジエが約1・5メートルのバーディーパットを沈め、右手で大きくガッツポーズ。笑顔を見せた

前半は1バーディー、ボギーなし、後半は3バーディー、ボギーなし。14番パー5、15番パー3で連続バーディー。15番、16番で連続ボギーとした岩井明を逆転。終盤で初めて単独首位に立ったが、17番パー4でバーディーとした岩井明に追いつかれた。

申ジエは日本ツアー会員として28勝目、米ツアーを兼ねたものなどを含めると日本で節目の30勝目。海外ツアー含めて通算64勝目を挙げた。第3ラウンドは74と落として回り「今日悪いものが全部出たと思うので、明日はいいプレーができると思う。まだ3日目で良かった。あと1日あるから」と前向きに話していた。

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