首位で出た小祝さくら(25=ニトリ)が3バーディー、2ボギーの71で回り、通算12アンダーで今季初優勝を飾った。ツアー9勝目。菊地絵理香と穴井詩の追い上げを振り切り、2位に3打差を付けた。
主に今大会について振り返った一問一答(前編)は以下の通り。
◇ ◇ ◇
-地元で優勝
「あまりまだ実感が湧かないが、やっと地元優勝できた。すごく長く感じたし、うれしい」
-勝因は
「ショットが平均して安定していたことと、4日間、長いパットが何個か決まってくれたことが大きかった」
-最終日はどう気持ちを盛り上げたか
「周りのスコアや優勝を意識した。朝は風が吹いていたので、がんがんバーディーを狙っていける感じではなかった。無理せずプレーした中で、前半で2バーディーを取れたことは大きかった」
-17番の前に気合を入れたように見えた
「14番のボギーで、改めて気合をいれないといけないと思っていた。キャディーさんにも『ここは集中しないとダメ』と言われていた。このままボギー、ボギーとなってしまうとまずいので、集中力MAXで打っていけた。逆に、どれだけ集中力なくプレーしていたんだろうとも」
-集中力を上げる方法は
「打つ前に心の中で『集中!』と言い聞かせる感じ。プロ2年目ぐらいからやっている。しっかり集中できるかどうかは半々ぐらいだけれど、今日はギャラリーの声援もあり、優勝を意識した中でもあったので、いつもと違う集中ができた」
-18番のバーディーパットは大きく外れた
「『しっかり寄せてパーで上がろう』と打ってみたら、パーパット圏内に寄らずだった。それでもボギーでも優勝だったので、気持ちは楽にパーパットを打てた」
-今後の目標は
「メジャー優勝や、地元で2勝目を目標に頑張りたい」
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