首位と10打差の1オーバー88位から巻き返しを狙った古江彩佳(23=富士通)は4バーディー1ボギーの69で回ったが、通算2アンダー142で57位。カットラインに1打及ばず予選落ちした。
「3つ(3アンダー)には乗せないと」とカットラインを想定する中、最終の1つ前の8番ホールをバーディー。2アンダーとして、最終9番を迎えた。ピン手前5~6メートルにつけたが、バーディーパットを外して万事休す。「打ち切れなかった。やらなければならないことだったけど、後半はなかなか打ち切れなかった」と悔やんだ。
3月の明治安田生命レディース以来、半年ぶりの国内出場。2日間を「日本の芝を忘れてる分、対応できなかった」。主戦場とする米ツアーと比べると「すべりが良い分、抜けが違う。まっすぐ思うように打ち切れない。小細工も球にはできないし、感覚を信じながら、ちょっとずつ調整するしかなかった」とグリーンの違いへの対応を課題に挙げ、予選落ちについて「今、カットが65位という環境に慣れているが、こっちに来たら50位というのも厳しいところかな。向こうに行って甘えてる部分は少しはあるかな」と反省した。
次の出場は今月末から始まる日本女子オープン。「しっかり練習したい」と話して、会場を後にした。