賞金ランキング首位の中島啓太(23=フリー)が初の賞金王を獲得した。

23歳での賞金王は、18歳の石川遼(2009年)、21歳の松山英樹(2013年)に次ぐツアー史上3番目の若さとなった。

今大会は1イーグル、4バーディー、2ボギーの68で回り、通算12アンダーの276の4位でフィニッシュした。獲得賞金は1億7248万円となり、賞金ランク2位の金谷拓実(22=Yogibo)に4382万円の差をつけた。最終戦の日本シリーズJTカップ(30日開幕、東京よみうりCC)の優勝賞金は4000万円。最終戦を待たずしての賞金王獲得が決まった。

圧巻は最終18番パー5だった。グリーン奥からチップインイーグルを決めた。賞金王を確実にするスーパーショットに両手を上げて、右手で大きくガッツポーズした。「勝てない時期もありましたが、チームのみなさんの支えもあり(今季)3勝を挙げて賞金王になれた。みなさんに感謝したい」と笑顔を見せた。

<男子賞金ランク>

(1)中島啓太 1億7248万円

(2)金谷拓実 1億2866万円(4382万円差)

(3)蝉川泰果 1億1581万円(5667万円)

(4)宋永漢 1億433万円(6815万円)

(5)今平周吾9840万円(7408万円)

※(首位との差)