女子ゴルフの2013年賞金女王森田理香子(34)が、国内ツアー開幕戦ダイキン・オーキッド・レディース(29日開幕、沖縄・琉球GC)に出場することが決まった。大会事務局が14日、出場選手を発表した。

13年の同大会を制した森田は主戦者推薦での出場が決定。18年シーーズン以来、6年ぶりのツアー復帰となる。

森田は練習拠点を京都に置き、昨年4月から10月開催のダブルス戦LADY GO CUP出場を目指してトレーニング開始。宮里美香と出場し、「とても楽しかったし、緊張もしたけど改めてゴルフっていいなと思いました」。

今オフは、毎日の練習、週2~3回のトレーニング、週1~2回のラウンドをこなし、6年ぶりの開幕戦に備えてきた。

「18年のニチレイレディースを最後にゴルフを離れ、今回復帰に踏み切ったのは、この5年、6年でいろいろなお仕事をして、改めてゴルフの楽しさというか、試合にも出てみたい気持ちが湧いてきたのが、ちょうど今って感じだからです」と復帰に至った思いを明かし、「ツアーに戻って挑戦することが厳しい世界というのは自分が一番分かっていますし、自分には全く期待はしていません。期待できるほど練習量も、自分が若い時にした量もできていないし、できないことも多いですが、今自分ができる範囲の中で一生懸命にやって、ファンの方々や周りの人たちのために頑張ることもいいなと思っています」と語った。

試合については「久しぶりのダイキンオーキッドですが、13年に優勝したこともあるし、上位に入ることも多かったので、難しいコースですが、相性も良いと思います。沖縄の雰囲気も好きなのですごく楽しみにしています」。6年ぶりのツアーについても「今まで経験したことのないことをしようとしているので、自分でもどうなるか分からないです。休業しますと言ってから長い月日がたち、いろいろな経験をして、今回どういう自分が見られるのかも、ものすごく楽しみです」と前向きな言葉を口にした。

今後については「今年のQTは一応受けるつもりでいます。通る、通らないというより、ランキングがやっぱり欲しいです。おかげさまでたくさんのお仕事をいただいておりますので、引き続きいろいろな形でゴルフに携わっていきたいと思っています」とコメントした。