国内女子ゴルフツアーの今季初戦、ダイキン・オーキッド・レディース開幕前日の28日、昨年、一昨年と2年連続年間女王の山下美夢有(22=加賀電子)が、会場の琉球GC(6595ヤード、パー72)で最終調整を行った。プロアマ戦で18ホールを回った後に会見。3年連続の年間女王に向けては「結果、ついてきたらいいなと思います」と、冷静に話した。

3年連続の年間女王(賞金女王)は過去に樋口久子、と阿玉、不動裕理の3人しかいない。史上4人目を目指すことになるが「やっぱり、3年連続で取るのはすごいなと思います。でも、取るためには技術もレベルアップしないと取れない。しっかり毎試合、いかに自分を見つめていくかというのを考えないといけないと思っています」と、さらなる成長が必要と力説した。

オフは「走るメニューを増やした」という。「去年の後半戦、体力が落ちてスイングのキレがなくなってきたので、このオフは、しっかり走り込もうかなと思った」。長距離、短距離ともに、距離や時間などは決めずに「自分が限界と思うぐらいまでやった」と、主に奈良県内で走り込んできた。

ゴルフと離れたところでは、1月に家族や親族と2泊3日の韓国のソウルに旅行に出かけたのが楽しい思い出となった。「ご飯を食べたり、買い物したり。ご飯はすごくおいしかったけど、とりあえず、すごく寒かった」と、笑顔で振り返った。

今年は、今夏のパリ五輪の代表入りも目標となる。代表入りには、世界ランキングで日本人の上位2人に入る必要がある。日本人女子の最新世界ランキングは、上から17位に畑岡奈紗、20位に古江彩佳と米ツアーを主戦場とする2人に続き、山下は22位で3番手。十分射程圏内にいる。山下も「いい位置で戦えているなと思っていますし、後から結果がついてきたらいいなと思うので(各国の出場選手が決まる)6月まで、しっかり1試合、1試合、頑張っていきたい」と力強く語った。さらに「海外メジャーで成績を出せるように、頑張りたいなと思っています」とも話した。今年は3年連続の年間女王を目指すことと並行し、海外での活躍も目指している。