小学生のキャメロンアイラ(福島・郡山ザベリオ学園小6年)が2オーバー74をマークし、中学生のお姉さんたちを振り切って、東日本決勝大会(4月20、21日、茨城・美浦GC)にトップ通過を果たした。

「今日は大会で初めて6000ヤード越えでした。短いパットがあまり入らなかったけど、アイアンとかアプローチがよくて、納得のいくゴルフができました」と、4バーディー、4ボギー、1ダブルボギーの内容にも笑顔を見せた。父がスコットランド人、母が日本人、国籍は日本という。父方の祖母はセントアンドルースの近くにに住んでいるそう。ゴルフをしている父につき添って5歳ぐらいから始めたが、そのころは「適当だった」という。小4から本格的に競技にも出始めた。「ショットがピンに寄るようになって、楽しくなってきた」という。

決勝大会には初めて進んだ。練習は、家にあるシミュレーターで毎日2時間ほどやっているという。「ボギーやダブルボギーになっても、バーディーを取り返すような粘り強いゴルフをしたい。できれば安全にプレーしたい」と話した。