米女子ゴルフのフォード選手権は28日、アリゾナ州ギルバートのサビル・クラブ（パー72）で第1ラウンドが行われ、畑岡奈紗（25）と西村優菜（23）が68で回り、トップと5打差の32位発進となった。

勝みなみは69の52位で笹生優花と西郷真央は70の76位につけた。古江彩佳と吉田優利は71の96位。稲見萌寧は72の115位、渋野日向子は73の123位と出遅れた。63をマークしたパジャレー・アナナルカルン（タイ）が単独首位。1打差の2位でリリア・ブ（米国）ら5人が追う。

 

○…ショットが不振だった西村は「パットですごくカバーできた」と白い歯がこぼれた。10番から出て13番で6メートルの距離から沈めてバーディー。17番も8メートルを決め、パー5の18番も20メートルに2オンしてバーディー。後半も2番、7番とスコアを伸ばした。最終9番はボギーとしたが「全体を通して良いゴルフができた」と胸を張った。バーディー合戦の展開に「パーが続いてもとにかく焦らずにと心がけた。2日目もこの気持ちが一番大事」とマイペースで臨む。