第3ラウンドが行われ、6位で出た笹生優花(22)が69をマークし、通算14アンダーの202で首位と1打差の4位に浮上した。

67で回った古江彩佳が通算12アンダーとし、畑岡奈紗と並んで16位。ともに71だった勝みなみと西村優菜は9アンダーで35位、吉田優利は75と崩れて75位に後退した。

カルロタ・シガンダ(スペイン)キム・ヒョージュ(韓国)サラ・シュメルゼル(米国)の3人が通算15アンダーでトップに並んだ。

◆笹生優花(首位と1打差に迫り)「ショットも良かったが、ショートゲームがうまくいった。毎週負けに来ているわけじゃないので、もちろん勝ちたい。最後のバーディーが最終日につながったらうれしい」

◆古江彩佳(67でまわり)「前半は風が穏やかな方だったので、うまくショットでつけてバーディーを取っていきたいと思った。いい流れでプレーできた。順位が徐々に上がってきているので、そこは評価したい」

◆勝みなみ(35位まで巻き返し)「先週(の最終日)風の中で伸ばせたので、やれるという気持ちがあった。その中で1つしか伸ばせなかったのは悔しい。パットを考え過ぎないで打てたのは収穫」

◆吉田優利(75位に後退し)「今までプレーした中で一番強い風でびっくりした。思った以上に球が曲がり、パッティングはイメージさえ出なかったので、このスコアは妥当」

(共同)