首位と5打差5位から出た小祝さくら(25=ニトリ)が6バーディー、1ボギーの67で回り、通算10アンダー206で、ツアー通算10勝目を挙げた。
「これからまだまだ試合が続く。ここから2勝目、複数回優勝目指して頑張る」
首位だった竹田麗央(20=ヤマエグループHD)がスコアを崩す中、前半は2アンダーとスコアを伸ばす。圧巻は後半だった。13番でボギーも14番から3連続バーディーで首位に並ぶと、17番では首位に立った。最終18番パー5はしっかりバーディーで締め、後続との差を2打差に広げて今季初優勝を引き寄せた。
今季は2戦目の明治安田レディス、3戦目のVポイント×ENEOSでは2週連続2位。Vポイントでは鈴木愛とのプレーオフの末に敗れていた。節目の10勝目は鮮やかな逆転で、悔しさを晴らした。