13-14歳の部で吉行アムロ(広島・高屋中3年)、11-12歳の部で吉行ローリ(広島・高屋中1年)兄弟が、ともにともに優勝して。世界ジュニア日本代表を手にした。

兄のアムロは、スコアカード通り、18ホールすべてパーで回り、スタート時の通算1オーバーを維持。追い上げた石口寛樹(奈良・大正中3年)と並んで、ともに日本代表を決定させてから、順位決定のプレーオフを行った。3ホール目に石口がボギーとし、パーに収めたアムロが優勝。「今日は楽しかったです。18ホール全部パーは初めて。弟が優勝しそうだったし、うれしいです」と笑顔を見せた。

弟のローリは昨年世界ジュニアで今年と同じ11-12歳の部日本代表。この決勝大会ではシード選手の貫録を見せて、第1日首位から逃げ切り優勝を果たした。前半で2位に5打差をつけ「油断してしまった」と後半4つスコアを落としたが、最終的には3打差の勝利だった。「今回はパターのおかげ。運でした」と振り返った。

兄弟での世界ジュニア挑戦となる。初出場のアムロは「3日間、アンダーパーで回りたい。上位目指して頑張りたい」といい、昨年44位に終わったローリは「米国は飛距離がないと1位にはたどり着かないので、飛距離を伸ばしたい」と話していた。