トップ争いは大混戦となり、イーブンパー72で3人が並び、18番をバーディーで上がった小島海王(千葉・千葉学芸高2年)が18番からのカウントバックで1位となって東日本決勝大会(4月20、21日、茨城・美浦GC)に進んだ。

「ちょっと不満です。7バーディーも取ったのに、ボギーとかダブルボギーがあって。耐えたところもありますけど」と振り返った。1番でいきなり左の池に入れるダブルボギーでスタートした。それでも2番で1.5メートルを入れ、5番パー5では3打目をOKにつけて取り返した。6番ではピン奥10メートルほどをチップインバーディーにした。8番のボギーで1オーバーでターンした。

インに入っては4バーディー、3ボギー。「いいときと悪いときがはっきり出た」という。ただ、18番パー5で2オンに成功してのバーディーがきいて、トップ通過を果たした。

193センチの長身。ドライバー飛距離は300ヤードに達する。「体がでかいんで、世界でどれだけ通用するか試したいので、世界ジュニアに行きたいんです」という。一昨年に決勝大会を経験しているが日本代表にはなれなかった。「決勝大会では今日の波があった反省点を生かして、悔いのないようにやりたい」と話した。