11日に開幕する男子ゴルフのメジャー初戦、マスターズ・トーナメントの公式練習が9日、会場の米ジョージア州オーガスタのオーガスタ・ナショナルGCで行われ、3年ぶり2度目の優勝を目指す松山英樹は初出場の久常涼らと1番から9ホールを回って調整した。

松山はティーイングエリアが10ヤード後方に改修された2番(パー5)などで、グリーン周りからの寄せを繰り返して感触を確かめた。13度目の出場でコースを知り尽くしているだけに、久常に警戒ポイントを身ぶり手ぶりで教える場面もあった。

特別招待選手として出場する久常は「いろいろ教えてもらった。その通りに打てる自信はないが、少しは分かったのでしっかり準備していきたい」と笑顔で話した。(共同)