5度の優勝を誇るタイガー・ウッズ(48)が出場24大会連続の予選突破の新記録を樹立した。昨年大会で23大会連続予選通過を達成し、ゲーリー・プレーヤー(南アフリカ)とフレッド・カプルス(米国)と並んで最多記録となっていた。

悪天候による初日の日没順延で、14番からプレーを再開すると、この日だけで計23ホールを回りきった。第1ラウンド(R)は残った5ホールで2つのボギーをたたいて1オーバー。35位から出た第2ラウンド(RD)は4バーディ、4ボギーで1オーバーの22位で終え、決勝R進出を決めた。一問一答は以下。

-24回連続予選通過を達成

「予選通過をするということは週末もここにいるということ、だから勝つチャンスがあるということ。今日はみんなプレーを終えられるのか分からないが、ぼくは終わった。今は食べ物とカフェインが欲しい。そうすれば準備が整う」

-通算1オーバー22位の今の位置は

「十分にチャンスがある。現状でたった8打差(その後7打差)だ。この状況だと誰も大きく伸ばしたりできない。グリーン上でのボールの動き、チップショットも風で飛ばされる。今日はそういう日だ。その中で23ホールを戦って疲れた」

-マスターズでの戦いについて

「ここでプレーするのは本当に好きなんだ。19歳からプレーをしていて、ここで戦えることはとても光栄なこと、簡単には考えていない。ここで戦えなかった年は、ほんとに出場したいと思った。このコースが持つオーラ、神秘はここでプレーするまでわからない」

-予選通過を目指してプレーはしていないが、記録については

「これを終えたらすぐにフレディ(カプルス)にテキストを送って、記録を抜いたことを伝えるよ」

-今日のプレー、とくにショートゲームについて

「なんどかセーブしないといけない場面に直面したが、うまくできてよかった。ミスしたところは完璧なところ、それはこのコースをどうプレーするかを知っているからだ。おそらく間違えたのは14番だけだろう」