男子は首位に1打差の3アンダー5位タイから出た佐藤ミラー(栃木・佐野日大1年)が、通算7アンダー133で初優勝した。粂谷海翔(栃木・作新学院2年)、水沼勇太(栃木・作新学院1年)、清野桜貴(東京・代々木3年)とのプレーオフを制し、関東団体、個人の2冠に輝いた。女子は戸高玲奈(茨城・ルネサンス1年)が同9アンダー135で、中学と高校をまたいでの関東夏季大会連覇を果たした。柳原由依(東京・共立女二2年)らの追撃をかわした。マッチングスコアカード方式により、シードを除く上位男子37人、同女子35人が8月8、9日に栃木・宇都宮市のサンヒルズCCで行われる「全国高校ゴルフ選手権」個人の部に進出した。
○‥プレーオフは2ホール目に粂谷と水沼がボギーで脱落。3ホール目の3番204ヤードのパー3で決着した。先に佐藤が「8番アイアンで軽く打ち」、ピン左2メートルにつけてプレッシャーをかけると、清野はオンしたものの、約13メートルを残した。そして、清野のパットが入らないのを見た佐藤は「これを絶対に決める」と集中。落ち着いてバーディーパットを沈めた。2日間のラウンドでは「ショットは良かったが、パットに課題を残していた」。それが、勝負どころで好転。「入って良かった。うれしい」と話す佐藤を、チームメートが水かけで祝福した。びしょ濡れの佐藤は、この日は沖縄にいた両親に電話で優勝報告。そして、全国大会に向け、「ベストを尽くして頑張る。謙虚にプレーし、優勝は結果的についてくればいい」と笑った。
○‥戸高は後半、ギアを上げた。前半はイーブンパー狙いだったが、1オーバーで、2アンダーの柳原に追い上げを許した。「差が1打しかなくなり、やるしかない」と気持ちを切り替えた。すると、13番パー5で「やっと入った」バーディーが来る。さらに16番パー4でもバーディーを奪った。その結果、優勝が決まると「中高連覇はあまり考えていなかったが、結果的に良かった」と”偉業”達成に笑顔を見せた。そして、「中学時代、全国ではいいことがなかったので、高校では注目される順位に入りたい」と躍進を誓った。
<男子上位成績>
【1位】佐藤ミラー(栃木・佐野日大1年)=133(67・66)
~プレーオフ~
【2位】粂谷海翔(栃木・作新学院2年)=133(71・62)
【3位】水沼勇太(栃木・作新学院1年)=133(67・66)
【4位】清野桜貴(東京・代々木3年)=133(66・67)
【5位】橋本圭市(栃木・佐野日大2年)=134(69・65)
【6位】大郷喜一(埼玉・埼玉栄2年)=135(68・67)
<女子上位成績>
【1位】戸高玲奈(茨城・ルネサンス1年)=135(64・71)
【2位】田村萌来美(茨城・ルネサンス2年)=138(71・67)
【3位】松原柊亜(茨城・日本ウェルネス3年)=138(68・70)
【4位】柳原由依(東京・共立女二2年)=138(68・70)
【5位】新地真美夏(東京・共立女二2年)=139(72・67)
【6位】鈴木能々子(東京・目黒日大3年)=139(71・68)
※男子1位以外、同スコアの順位はマッチングスコアカード方式による
<主催>関東高等学校中学校ゴルフ連盟<後援>関東ゴルフ連盟、日刊スポーツ新聞社、スポーツニッポン新聞社、報知新聞社、サンケイスポーツ<協力>軽井沢72ゴルフ東コース<協賛>住友ゴム工業(ダンロップ)、ヨネックス、ピンゴルフジャパン、キャロウェイゴルフ、アクシネットジャパンインク、ミズノ、フライトスコープジャパン

