米女子ゴルフの今季メジャー第1戦「シェブロン選手権」が24日、米テキサス州のザ・クラブ・アット・カールトン・ウッズで開幕する。過去最多13人が出場予定の日本勢は、特にツアールーキーが元気だ。既に今季1勝を挙げた竹田麗央(22=ヤマエグループHD)は、実力に加えて勢いがある。山下美夢有(23)や岩井明愛、千怜姉妹(ともに22)、馬場咲希(19)が続く。経験のある渋野日向子(26)らも健在で、史上最も熱い大会となりそうだ。
過去に日本勢の優勝がないシェブロン選手権で、今年は昨年の10人をさらに上回る、過去最多13人が出場を予定する。その中でツアールーキー5人も、優勝候補に入る。
筆頭が、昨季は国内8勝を挙げた竹田麗央だ。平均飛距離、パーオン率とも1位。攻めのゴルフを貫き、TOTOジャパンクラシックで、今季の米ツアーの出場権を獲得した。目標は「海外メジャー優勝」を公言して迎えた今季は、3月のブルーベイLPGAでいきなり優勝。「自信にもなった。これからが楽しみ」。初出場の今大会で最大の目標に挑戦する。
山下美夢有は22、23年の国内年間女王。150センチと小柄で昨季の平均飛距離は53位ながら、リカバリー率、パーセーブ率、平均パット数など1位で、全米女子プロ選手権で2位に入る快挙を成し遂げた。今季初戦2月のファウンダーズ・カップで、いきなり4位。「この位置で戦えたというのが自信になった」と、本格参戦1年目で手応えをつかんだ。
岩井姉妹は、23年にJLPGAツアー史上初めての双子姉妹優勝を飾った。今季は2月のホンダLPGAと先週のJMイーグルLA選手権で2位に入った姉明愛に対し、妹千怜は2年連続で国内開幕戦のダイキン・オーキッド・レディースを制すると、Vポイント×SMBCレディースでも3位。「ここがゴールじゃない。米国でも優勝したい」と宣言した。
馬場咲希は、3月のフォード選手権で米ツアー自己最高の6位。「最後まであきらめずにプレーできた。たくさんの収穫があった」。高校2年だった22年全米女子オープンに、アマチュアで決勝ラウンドに進んでから3年。今大会第2日の25日が20歳の誕生日だ。
会場がザ・クラブ・アット・カールトン・ウッズに変更されて3年目。帝王ジャック・ニクラウス(米国)が設計したアンジュレーション豊かなグリーンに、テキサス特有の風が絡む難コース。18番グリーン脇には大きな池があり、優勝者がダイブする恒例の儀式は、フレッシュな日本勢が行っているかもしれない。
◆放送&配信 WOWOWは、メジャー3大会を含むLPGAゴルフツアー29大会を放送・同時配信する。WOWOWオンデマンドでは日本人選手専用カメラも全大会配信。

